時を感じる古風で立派なお雛様と、同じく時を経た立派なお屋敷がとても素敵でした。
通りに面した格子窓のある出窓には生け花の「おひな様」も飾られていて、香りとともにいっそう空間が華やいでいました。
今どきの住宅はシンプルな「白い箱」が圧倒的ですが、暗がりのある昔ながらの日本家屋もまた味わい深く、陰影の美しさを実感。
お気に入りの場所はかわいい洗面所。
四角いタイルを組み合わせたた洗!面台と脇の小窓風の壁に左官屋さんのおしゃれなデザインセンスが溢れてます。ガラスも格子柄で揃えてるあたり、心憎いばかり。直線的なデザインに曲線的な照明、こじんまりとしたサイズ感もいい。
可愛すぎる!
なにこれ?な庭石を発見。
真ん中だけでなく脇からも何かの木が生えています。もう、ぼこぼこにやられてる状態。
小澤邸の後のお楽しみは近くの片桐寅男商店の刺身定食。(むしろこっちがメインか)一切れの厚さが半端ない分厚さ、ご飯はちょっと柔らかめですがてんこ盛り。普通の2膳はありそうです。けど気が付けばイクラやしょっぱ系のおかずの後押しで完食。もう何もおなかに入らない、と思ったのに近所の小森豆腐屋さんの豆乳ソフトクリームは入っちゃうんだな、これが。
眼福、満腹な半日でございました。